Windows 11 を動かすための最小システム要件は、Microsoft のサポートページによると、2コア以上・1GHz以上で承認済み一覧にある CPU、4GB のメモリ、64GB 以上のストレージ、UEFI とセキュアブート対応、TPM 2.0などです。パソコンを買う時や組む時は、この要件を満たしているかが、最初の確認項目になります。
この記事では、Microsoft の公式の要件を一覧にし、要件を満たさない時の考え方と、新しいパソコンを選ぶ時の確認項目をまとめます。
(確認元:Microsoft サポート「Windows 11 のシステム要件」。確認日:2026年10月6日。要件は変わることがあります)
Windows 11 の最小システム要件
| 項目 | 要件(Microsoft の記載) |
|---|---|
| プロセッサ(CPU) | 2つ以上のコアで1GHz以上。承認済みの CPU の一覧に表示されるもの |
| メモリ(RAM) | 4GB |
| ストレージ | 64GB 以上のストレージ デバイス |
| システム ファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
| TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン 2.0 |
| グラフィックス | DirectX 12 以降、WDDM 2.0 ドライバーと互換性がある |
| ディスプレイ | 9インチを超える高解像度(720p)ディスプレイ |
| インターネットと Microsoft アカウント | Windows 11 Home と、個人用の Windows 11 Pro は、初期セットアップの時にインターネット接続と Microsoft アカウントが必要 |
Microsoft は、CPU が Windows 11 を実行できるかの主な決定要因であり、クロック速度とコア数はプロセッサの設計で決まるため、アップグレードできる部品とは見なされないと説明しています。
要件を満たさない時の考え方
| 足りない項目 | 考え方 |
|---|---|
| メモリ・ストレージ | 増設や交換の選択肢がある場合がある(メーカーや販売店に確認する) |
| TPM・セキュアブート | 機能はあっても、オフになっているだけの場合がある。設定で有効にできるかを確認する |
| CPU | 部品の交換では対応しにくい。パソコンの買い替えを検討する |
TPM の確認と有効化の方法は、TPM 2.0の確認と有効にする方法にまとめています。
新しいパソコンを選ぶ時の目安
上の要件は、Windows 11 を動かすための最小の条件です。Microsoft も、追加する機能・アプリ・ハードウェアによっては、最小要件を超える場合があると書いています。普段の作業に合わせて、次の点を考えてください。
- メモリ:ブラウザーのタブを多く開く、写真や動画を編集する場合は、最小の4GBより余裕を持たせる
- ストレージ:SSD を選ぶと、起動やアプリの読み込みが速くなりやすい。容量は、保存するデータの量から決める
- 用途のソフトの要件:ゲームや編集ソフトは、それぞれの推奨スペックを確認する
BTO パソコンは、注文時に CPU・メモリ・ストレージを選べます。自作パソコンは、TPM やセキュアブートの設定を自分で確認する必要があります。どちらが向くかは、BTOパソコンと自作パソコンの違いで比べています。Windows 10 から移る場合は、Windows 10のサポート終了後にすることも参考にしてください。
まとめ
- Windows 11 の最小要件は、2コア・1GHz以上の承認済み CPU、4GB のメモリ、64GB 以上のストレージ、UEFI とセキュアブート、TPM 2.0 など
- CPU は、Windows 11 を実行できるかの主な決定要因で、部品の交換では対応しにくい
- TPM・セキュアブートは、オフになっているだけの場合がある
- 新しく選ぶなら、最小要件より余裕のあるメモリと、SSD を目安にする
