Windows 11 の「Windows バックアップ」を使うと、デスクトップ・ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージックのフォルダーを OneDrive に同期してバックアップし、アプリや設定もバックアップできます。Microsoft のサポートページによると、無料の Microsoft アカウントには 5GB の OneDrive の容量が付いており、足りない場合は容量を追加で購入できます。
この記事では、Microsoft の手順にもとづいて、Windows バックアップの設定方法、バックアップできるもの、外付けドライブとの使い分けをまとめます。
(確認元:Microsoft サポート「Windows バックアップを使用したバックアップと復元」「回復ドライブ」。確認日:2026年10月6日。画面の表記は、Windows のバージョンによって違うことがあります)
Windows バックアップでできること
| バックアップの対象 | 内容(Microsoft の説明) |
|---|---|
| フォルダー | デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックを OneDrive と同期する。同じ Microsoft アカウントで使うほかのパソコンからもアクセスできる |
| 設定と基本設定 | インストール済みのアプリ、アクセシビリティ、アカウント・Wi-Fi ネットワーク・パスワード、壁紙や色などの個人用設定、言語設定と辞書、その他の Windows の設定 |
新しいパソコンで OneDrive にサインインすると、バックアップしたファイルを再び使えるようになります。パソコンの買い替えの時にも役立ちます。
設定の手順
- 「スタート」を選び、「backup」と入力して、「Windows バックアップ」を開く
- 「フォルダー」を展開し、OneDrive にバックアップするフォルダー(デスクトップ・ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージック)のスイッチをオンにする
- 設定と基本設定の項目を展開し、バックアップしたいものをオンにする
- 「バックアップ」を選ぶ
Windows バックアップの構成は、「設定」の「アカウント」→「Windows バックアップ」からも管理できます。バックアップの状態も、ここで確認できます。
うまくいかない時
Microsoft のサポートページでは、バックアップの時に OneDrive でエラーが出る場合、OneDrive にサインインしていない、ストレージが不足している、または OneDrive に別の問題がある可能性を挙げています。個人用設定のバックアップは、OneDrive へのサインインと使える容量が必要で、容量が不足するとバックアップされないとも書かれています。
外付けドライブとの使い分け
| 方法 | 向くもの | 注意 |
|---|---|---|
| Windows バックアップ(OneDrive) | 普段使うフォルダー、アプリや設定、買い替え時の移行 | 容量の上限(無料は5GB)。インターネットの接続が必要 |
| 外付けドライブ(ファイル履歴など) | 写真や動画など、容量の大きいデータ | ドライブ自体の故障に備え、ほかの場所にもコピーを残す |
| 回復ドライブ | Windows の再インストール | 個人用ファイルは含まれない(Microsoft の説明) |
大事なデータは、クラウドと外付けドライブの両方など、複数の場所に残すと安心です。SSD の状態を Windows で確認する方法は、SSDの状態をWindowsの設定で確認する方法にまとめています。ドライブが突然認識されなくなった時の確認の順番は、SSD・HDDがパソコンで認識されない時の確認の順番を参照してください。
セキュリティとバックアップ
バックアップは、故障だけでなく、ウイルスや誤操作でファイルが使えなくなった時の備えにもなります。セキュリティソフトの中には、クラウドバックアップの容量が付くものもあります(例:ノートン 360 スタンダードは、Windows 向けクラウドバックアップ 10GB と案内)。詳しくは、セキュリティソフトは必要?Windows標準機能との違いと、有料ソフトを選ぶ確認項目で比べています。
まとめ
- Windows バックアップは、主要なフォルダーを OneDrive に同期し、アプリや設定もバックアップする機能
- 「スタート」で「backup」と入力して開き、フォルダーと設定をオンにして「バックアップ」を選ぶ
- 無料の Microsoft アカウントの OneDrive は5GB。容量不足やサインインしていないと、エラーになる
- 大事なデータは、クラウドと外付けドライブなど、複数の場所に残す
